太っている時に筋トレしても意味ないと言われました

Ｑ．

太っている時に筋トレしても意味ない。

脂肪の上に筋肉がついて脂肪が落ちにくくなるから。

一回トレーニングをはじめたらやめられない。

やめたら

ついた筋肉が脂肪に変わって前より太りやすくなるから


Ａ．いろいろと混ざって危険

基本的に、大枠で一言で言うと、間違ってます。

この手の話は本当の話と嘘や誤解、比喩が混ざってるので

すごい面倒で危険。

一つ一つ解いていきましょう。

＞太っている時に筋トレしても意味ない。
筋トレは、筋肉をつける運動で、脂肪を燃やす運動ではない。

脂肪を燃やす運動である有酸素運動と「比べて」脂肪を

燃やす効率はあまりよろしくない。

ただし、脂肪を実際に燃やすのは筋肉であり、身体から筋肉が

極度に減少すると、太りやすく痩せにくい身体になってしまう。

さらに、筋肉がある＝健康的で活動的である＝痩せやすい。

という前提で。

太っている時って身体に負荷がかかりやすいです。

つまり怪我しやすい。ですから、高負荷をかける筋トレは

太ってる時にやると危険度が高いから、気を付けてやったほうが良いよ。

という意味で、「太ってる時に筋トレしても意味ない」


＞脂肪の上に筋肉がついて脂肪が落ちにくくなる

これはない。霜降り肉がどーたらこーたら言う人いますが

あんまり関係ない。むしろ筋肉が少ない人のほうが脂肪は

落ちにくい。


＞筋肉が脂肪に変わって

これもない。脂肪は脂肪、筋肉は筋肉。脂肪が筋肉に変わる

筋肉が脂肪に変わる。といった体組織が質ごと変わることを変態と

呼びますが、さなぎから蝶になるような昆虫は別として

人間は変態しません。

よく、昔運動していた人が引退してでっぷりと太って・・という

例を出して、筋肉が脂肪に変わって説を推しますが

それは、運動量が減ってるのに、食べる量が減ってない

運動量が減って筋肉量が減ってるのに、それを考慮した食事に

なってない。ってだけ。


結論

怪我に気を付けて筋トレしてね。
さらに痩せたかったら有酸素運動もやってね。


手っ取り早く痩せるには、コレです結局




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